忠臣蔵
年末によく聞きますねぇ。
超ざっくりいうと・・・
色々あってついにブチ切れた親分が殺しそこねちゃったアンチクショウ
親分は切腹、残された子分たちはこのままじゃこの先生きのこれんやろ!ってなって
いっそのこと憎いアンチクショウだけでもしっかりやっつけて一花咲かせて死んだろ!
って自棄になった無敵の集団が起こしたテロ事件をなんとか美談にしてみよう!
って話に見えますね。
とはいえ、アンチクショウがいなければこんなことにはならなかったわけでして
じゃあそのアンチクショウってどれくらい親分をブチ切れさせるようなことをしてきたのか?
「あぁそりゃぁブチ切れても仕方ないね・・・」となるか
「そんな程度で親分癇癪起こしちゃうなら子分共もそうなるよな」となるのか?
アンチクショウのやったことを見ていきましょう
憎きアンチクショウこと吉良上野介と親分こと浅野内匠頭の関係
簡単に言うと仕事で出会った先生(吉良)と生徒(浅野)。
生徒は大名なので身分的には上なんだけど仕事では先生指導する身分のねじれ状態だった。
先生が特別身分が低いってわけじゃなく大名のほうが上だったってだけ。
当時は先生は授業料をもらうのが通例らしい(額が法外だったのかは不明)
なぜか生徒は満額払ってくれない。なんと生徒の家は倹約家(ケチ)だった。
因みに先生は賄賂が好きだったっていうウワサがあった。
先生はちゃんと授業料を払わない生徒に対して扱いが雑になった。
みんなの前で叱って恥かかせてみたり、生徒が先生に質問したら「今頃になってそんなことを聞くとは言語道断だ」って嘲笑したりしたそうな。
で、ついに生徒はブチ切れて先生を襲ったんだけど仕留めきれず
例の殿中でござるからの即日ハラキリでござる。
一説によると生徒は短気だったともいわれているそうな・・・
先生としても仕事の相手が朝廷関係の仕事なんでメンツとかありそうだしで
指導は厳しくせざるを得なかったのかな?とかちょっと生徒が悪いよ~感もある
因みに先生の描かれ方は時代とともに変化しているらしく
初期:朝廷儀礼の権威者であり、ゴリゴリの悪人ではない
中期:勧善懲悪大好き!先生にはヘイトを集める悪役になってもらおう
という具合にみんなのガス抜きに使われた
後期:真面目過ぎて生徒と対立したちょっとおかたい先生
って感じらしい。
生徒を擁護するなら
やはり当時は恥の文化があるわけで恥かかされるのはとても屈辱的だったのでしょう。
ケチだったのは事実らしいけど色々事情があったのかもしれません。しらんけど
まぁ忠臣蔵は演劇用に盛りに盛りまくってる可能性があるんで本当はどうだったの?ってのはよくわからんわけでして、本人たちに聞くのが一番ですね
どっちにしても仇討ちで人ぶっ殺して自分たちは名誉ある(?)死選んでかっこいいだろう!
って本当にかっこいいかなぁ・・・
ガンダム0083のデラーズ・フリート(閉じコンの中で勝手に盛り上がってイキリちらしたテロ集団)なんかもそうだけどやってることは割とろくでもないんだけど、武人っぽい感じを出すとなんかかっこいい的な印象になるなんてのはよろしくないのでは?
と思う私でした。
AIと対話しながら書いてて裏は取ってないけどまぁどっちにしてもテロがクソなことには変わりないのでこの問題は解決とする!!
![](https://static.wixstatic.com/media/3d0431_4a5e8d84e78e4e808e3196b0d2746131~mv2.png/v1/fill/w_716,h_674,al_c,q_90,enc_auto/3d0431_4a5e8d84e78e4e808e3196b0d2746131~mv2.png)
Comments